2016年3月29日

PlayStation Vitaを買うしかなかった。

 
僕らの世代にとってSONYという存在は特別なものだったと思う。
SONY製品に感動し、SONY製品に憧れ、SONY製品を買い、そして愛してきた。
小6の長期入院中に初めて買ってもらったラジカセにはじまり、働いて初めて買ったテレビも、初めてのワイヤレスヘッドホンも、娘が生まれて買ったDVカメラも、デジカメもみんなSONY製品。
・・・そういえば、AIBOもSONY製品だったね。
あれから、随分と時が流れたが、今もTVとBlueRayはSONY製品を愛用している。
そんなSONYも、iPodの登場以来、この数年とっても元気がなくなってしまい、個人的にはとても寂しく思っていた。
他の電機メーカーと同じように、SONYは独創性が薄れ、面白くて魅力的な製品がすっかり無くなってしまったように思う。
・・とはいえ、やっぱりSONYが好きで、見切りをつけるようなことなく陰ながらMy SONYのサイトはいつも気にしていた。
先月も何気にサイトを見ていると、『2月のプレゼント』とし「ソニーストアで使える2万円のお買い物券(30名様)」というキャンペーンをやっていたので、応募してみたら、さっき「当選のご連絡」というメールが届いた。
 
「20,000円か〜!30名様だよ、よく当たったなぁ〜、何買おうかなー!」
 
とウキウキしながら、早速ソニーストアに入りいろいろと物色してみたが、魅力的な製品がほとんどない(笑)
ガラスで出来たグラススピーカーや超短焦点プロジェクターなどは新しもの好きの男子にはとっても魅力的に映ったが、2万円ではとても買えるような代物ではないし、すぐ飽きるのも目に見えているw
本当はPlaystation VRが欲しいところなのだが、発売は10月なので有効期限7月のクーポン券では使うことも出来ない。
夏場のカヌーや滝登りに話題のアクションカムなどもあってもいいかなと思ったが、そう何度も行くものではないので、なんかとっても無駄使いっぽい。
結局、小1時間ほど悩んで、そういえば娘が随分前にPS Vitaを欲しがってたことを思い出した。春から往復2時間の電車通学も始まるし、丁度2万円で買えるSONY製品だ。
貧乏で苦労かけている娘が喜ぶなら、それもいいだろう。
早速、娘を呼んで、そう告げると期待したほどではないが、取りあえず「テンキュー」と喜んでくれた。
正直、ゲームに全く興味のない親としては、ゲームという生産性のないものに夢中になってしまうのも嫌なのだが、もう18だし、その辺は分別をもって楽しめるだろう。
パパからの、入学のご褒美だと思って、大事にして欲しいものだ。
パパが負担したのはわずか498円だけどね。。
 
©BAKAORU
2016-03-29 | Posted in RAKUGAKI ESSAYNo Comments » 

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