2022年9月22日

CleanMyMac Xのメニューが表示されない

今やMacユーザーにとっては、メジャーな存在となったウクライナ産のメンテナンスツール「CleanMyMac X」。日常の作業でMac内に知らぬまに溜まってしまったシステムジャンクや余計なメモリ消費を改善してくれるとても有り難いユーティリティなわけで、特にメモリーが16GBしかないM1 Macユーザーにとってはなくてはならない存在とまでなった(と思う)

CleanMyMac X

そんな、とても重要なアプリですが、Ver.4.10あたりから、アプリを立ち上げずともメモリークリーンナップに直接素早くアクセスできるはずのメニューの項目が全くのNullになり、メニューのプルダウンはされるものの項目が何も表示されなくなってしまいました。

アプリケーションからアプリ本体を起動をすれば、問題なく使えるのですが、ちょこっとメモリーを確認して、解放したいだけなのにいちいちアプリを起動するのも「なんだかなー」という感じ。

ごらんの通り何も表示されなくなった(笑)

バグだろうというのは、容易に想像が付くのでいずれアプデで改善されるだろうとは思って放置していたのだが、先日のVer4.11.3でも改善されず。

開発元のMacPawの本国ウクライナが大変な状況なので、なんだかスタッフの皆さんの手を煩らわせるのも忍びなかったんだけど、とりあえずサポートページにアクセスして、フォームから問い合わせしてみた。

サポートもこの不具合は認識しているらしく、回答はすぐに届いた。

なんでも、ターミナルからのSudoコマンドで改善されるらしい。

ターミナルは普段のMacの作業では意識することのないアプリだけど、システムを直接いじる場合にはこのターミナルによるコマンドが欠かせない。
たまにこういうコマンド入力をすると、MacがUNIXベースなんだということを改めて認識する。

直し方としては、下記のsudoコマンドをコピーして、ターミナルを立ち上げてペーストするだけ。
ペーストしたら、passwordを求められるので、Macのアカウントパスワードを入力し、ENTERします。

sudo rm /private/var/db/com.apple.xpc.launchd/loginitems.$(id -u).plist

これで、ターミナルを終了すれば、変更が保存されているはずですが、心配なら、最後にEXITと入力してプロセスを完了しておけば間違いないです。

あとは、Macを再起動して、CleanMyMac Xのメニューをプルダウンして確認してみてください。
通常通りにメニュー項目が表示され手いるはずです。

CleanMyMac XはMacのメンテナンスからウィルスチェックなどを簡単に行うことができる統合型メンテナンスツールです。

日常から、メンテナンスを行うことで予期しないトラブルも少なくなると思います。
特にM1チップ搭載のMacは搭載できるメモリが制限されているので、メモリ不足の解消にはとても重宝します。オススメです。

SUDOコマンドで修正後のメニュー

CleanMyMac X 開発元:MacPaw公式ページ
AppStore 

年間払いと永久ライセンスがありますが、2年以上使うなら永久ライセンスがお得です。


2022-09-22 | Posted in BLOGNo Comments » 

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