2014-05-04
バナナを食べよう

人種差別って深くて根強い。
これだけ世界中で人種差別はいけないと叫ばれていても、必ずどこかで人種差別をする人たちはいる。
先日の浦和レッズのサポーターの外国人排斥の横断幕掲げた件も記憶に新しいが、こういう事をする人間は罰せられたところですぐに改心できる人は殆どいないだろう。
おそらくは注意されたこと事態を馬鹿にし、何が悪かったのかも理解しようとはしないので、「周りが悪い、世の中が間違ってる」と、ボヤキ、当たり散らすのではないだろうか。
差別とは、恐怖心や虚栄心から他者を見下すことで、自分を優位に見せかけ自己顕示欲を満たそうとする心理が働いているのではと思う。
それは原始社会では、自分が生き残るためには必要な行為だったのかも知れない。
人種差別に限らず、いじめの問題もこうした人間の意識に植え付けられた因子が要因だとすると実に寂しい。
自分を愛すると言うことは正しいとは思う。
しかし相手も自分と同じ、またはそれ以上の存在として受け止められるかが人類進化のバロメーターなのかも知れない。
どうすれば素敵な人になれるか、たまにはバナナを食べて考えてみよう。

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