2012-03-11
GAREKI

被災地の瓦礫をどう処分するかが大きな問題になっている。
宮城や岩手の比較的に線量の低い瓦礫であっても、いざ自分の地域で処分しようという事になると反対の声が聞かれる。
ましてや、福島の線量の高い瓦礫などは、どこの自治体も受け入れてはくれないだろうし、国もそんな暴挙はしないだろう。
しかし、震災から1年が過ぎ、原発周辺の瓦礫はあの日のままだ。
放射能を身に纏ったこの『怪物』は、このまま愚かな人間たちをあざ笑うように居座り続けてしまうのだろうか?
福島県出身の映画監督である円谷英二は、自分の生まれ故郷である福島に、このような怪物が本当に出現すると予感していたのかもしれない。

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