TRICK OR TREAT

2018年6月12日シンガポールにて、歴史的な茶番劇に世界中のメディアが涌いた。
北朝鮮の金正恩さんとアメリカのトランプさんの会談は、世界の恒久平和への第一歩などと書き立て、ノーベル平和賞もなんて話も聞こえて来た。
このメディアでの扱い方を聞いて、僕は正直、いよいよ報道は終わったと思った。
今や金と権力はメディアを自由に扱えるようになったのと同然なのかもしれない。
俺は権力に屈しないと強い態度で、真実を伝える報道は恐らくは金輪際ないだろう。
今や報道番組は、タレントがコメンテーターを務め、テレビ録画に「NEWS」とキーワード予約すると、何故かジャニーズのアイドルが出演するバラエティが録画される不思議な時代。
もうメディアには、真実はない。
ニュースソースも、Twitterからの引用だって当たり前。
誰かがトリックをしかけたところで、見破ろうともしない。もっとも、そういうトリックやフェイクの方が、センセーショナルで視聴者ウケするのだから、どうしようもない。
しかし、良く考えて見てくれ。
金正恩さんが、この何年間でやってきたことは、ハロウインで見かける光景となんら違いがない。
庭先で爆竹をバンバン鳴らし、そして突然、ドアを叩き
「お菓子をくれなきゃ、イタズラするぞ!」
と脅かして、その家からお菓子を貰って逃げていく。
ミサイルをバンバン発射し、「経済援助しなきゃ、ミサイル打ち込むぞ!」
と脅かしているとんでもないガキなのだ。
結局、トランプさんは、「金はシンゾウが払うみたいだから、ぼくんちは攻撃しないでね。」と、これまた良くわからん論理で誤魔化して、脅されて助けを求めた警察官が、銃を向けられた途端に、「払ってやれよ」と被害者に金を払うようにいうようなもの。
トランプさんのトリックに見事に騙されたシンゾウくんも、今度はどんなトリックで国民を騙し、金を出させるか考えていることと思う。
韓国の文在寅さんとの握手の時もそうだったが、
今回のトランプさんとの会談でも、経済援助というご馳走をチラつかされて気分良く笑顔を見せる金正恩さん。
TREICK OR TREAT!
たとえ子供でも、10月31日以外で、この言葉を相手に使えば、それは立派な恐喝罪。
どこかに昭和の雷オヤジがいたら、ケツに竹刀どころの罰では済まないはずなんだけどね。
「イタズラするぞ!」
と脅かす金(キム)さんに金を渡すというのは冗談にもならない話だと思うのだが・・
悪人ばかりが、善人ヅラしてのさばる世界。
トリックは簡単に見破れるのに、何故誰もタネをバラさないのか不思議だと思う。













