僕でも出来たiPhone7のバッテリー交換(2)
ヒートガンをAmazonで注文して2日後の木曜日の朝に荷物が到着した。プライムなので本来なら翌日には届くはずなのだが、【おまとめ梱包】にしたので、ちょい時間がかかった。
さて、いよいよiPhone7の再手術の開始。
前回同様に、まず電源を落としてSIMを抜いてから、充電口両脇にある2つの「★型ネジ」を外す。外したネジはとっても小さいので、普通にデスクに置いておけばまず間違いなく無くしそうなので、僕はコピー用紙の上においてからセロテープで優しく上から押さえておきました。このとき後で間違えないように「1」とメモ。この後に続くネジも同様に番号を振って貼っておけば無くすことはないだろう。
次はいよいよヒートガンの登場だ。見せてもらおうか、ヒートガンの実力とやらを。動画では画面全体を暖めていたようだけど、iPhone7の防水シールは側面の繋ぎ目から水が浸入しないようにグルリと貼られているので、今回は側面を集中的に暖めようと思います。
ヒートガンには用途に応じて、様々なアタッチメントが有るので、その中から狭い範囲に集中できそうなものを装着。当然ながら電源オンするとブオーーと風がでてきた・・あったかいかな?・・手をかざしてみても温かい感じはまるでしない。ただの強い風w
ヒートガンを見回すと、僕のはお尻の黒い部分がダイヤルになっており、矢印が「COOL」に合わさっていた。暖かくないわけだ。(後で分かったけど、長時間使った後はヒートガン本体も熱を持っているため、COOLにして空吹きしてあげれば早く冷えるとのこと)
ダイヤルの回し具合によって、設定温度は自由に変えられるようだが、前回苦戦したので今回はMAXで温風を当ててみた。側面側を中心に全体をまんべんなく。手で触ると大丈夫かと思うほど結構熱い。軍手をはめてから、iPhone7を吸盤付きオープナーに挟み込み、吸盤を画面側と裏側に密着させた。
そしてオープナーをグッと握ると、「パカッ!」と、いとも容易くiPhoneが3mmほど開いた!
なんて、簡単なんだww
前回ドライヤーであんなに苦労したのに、このあっさり感。もちろんヒートガンの効力も大きいが、吸盤付きのオープナーがなければ、こうは簡単に開かなかっただろう。画面をただのリングがついた吸盤を引っ張るより、表裏から引っ張る方が力も入りやすいし、安定して開けることができる。これがあれば、もしかしたら家庭用ドライヤーでも空いたかもしれない。
オープナーで開いたところには黒いゴム状のシールが剥がれているのが見えた。ここまで出来てしまえば、シールを切りながらこの隙間を広げていけばいい。
バッテリーに付属のギターピックみたいな道具を使うみたいだけど、せっかく買ったのでステンレス製のスパッジャーで。
下側から左側へ滑り込ませながら、左が終わったら下側から右側へ。動画主曰く、右側にはケーブルが折り込まれているので深く差し込みすぎないように注意しながら上方向に切って行きました。
左右下と外れたら、画面を手で持って2mmほどした方向にスライドするように引っ張ります。上側は防水シールがまだ残っているのでズレたところで、スパッジャーを差し込み切って行きます。切れれば、これで画面が本体から分離しますが、まだケーブルが付いているので強くひっぱたりするとケーブルを損傷するので慎重に。
分離できているのが確認できたら、左側から本を開くようにようゆっくりと持ち上げ90度ぐらい開いたところで、画面を何かにもたれかけさせておきます。
さて、いよいよiPhoneの内部に進出だ。【その3につづく】
【次回予告】
iPhone7のバッテリー交換もいよいよ佳境に!
無免許のど素人の手で、本当にiPhoneは復活するのか!
驚愕と感動の次回!
ブログ:僕でも出来た「iPhone 7」のバッテリー交換
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