2015-03-12
黒土 2015 【KOKUDO 2015】

3月11日を迎えるにあたり、自問するためにも何か描いておこうとペンを握るも記憶も感情も薄れてしまったのか、真っ白う画面を見つめたまま手が動かない。
日常を東京で過ごしていると、福島の現状のことなんてあまり耳にも入らなくなってきた。
避難してきた方々の気持ちも時間とともに馴らされて閉まっているかも知れない。
辛い記憶が薄らいでいくことは、精神が崩壊しないためにはある程度必要だろう。しかし、本当の未来を手に入れるためにはその場に身を置いて解決していくしかない。
4年経って除染も進み、避難区域が解除されてもきた。
しかし、その一方で仮置き場には黒い汚染土がピラミッドのようにあちこちに積まれ異様な光景を生み出している。
あいまいに後回しにしている間に、画面は黒くなっていく。

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